カイロプラクティックには2つの種類があります。
ひとつは”ミックス・カイロプラクティック”と呼ばれ、痛みやコリの患部を含む歪んでいるすべてを、様々なテクニックや機械を使って調整するもので、現在、一般的に”カイロプラクティック”と言われているほとんどが、この方法を行っています。
これに対して、上部頚椎の1番目、2番目の歪みをを調整(アジャストメントと言います)するのが”ストレート・カイロプラクティック”または ”スペシフィック・カイロプラクティック”と呼ばれるもので、これに気功圧を併用し、脳幹を活性化させていく調整法を”オプセラピー”と呼びます。
カイロプラクティックを確立したのは、アメリカ人、D.D.パーマーです。D.D.パーマーが初めてカイロプラクティックの施術をしたのは、1895年9月です。そして、その息子、B.J.パーマーがその志を引き継ぎ、多くの臨床から、上部頚椎の歪みがサブラクセイションを引き起こしてることを発見し、上部頚椎だけに対するアジャストメントによる施術を確立しました。
カイロプラクティックの語源は、ギリシャ語で
”カイロ=手”、”プラクテイック=なされた”という意味です。
カイロプラクティックを誕生させたD.D.パーマーの息子、B.J.パーマーは、父と、カイロプラクティクの哲学、科学、芸術を教える最初の学校を設立し、重症患者に対しての臨床を続けました。
その結果、複数の変位推骨に対するアジャストではなく、ただ1箇所 ”上部頚椎のみのアジャスト”で、ほかの推骨の変位も正常に戻り、多くの患者が健康を回復することを発見しました。
これが、独特な、特殊な、特効のある、という意味の”スペシフィック・カイロプラクティック”です。